最期のお別れ

子供の頃から、知ってるカレとの最期のお別れに行ってきた。
カレの作った歌に包まれた会場は、
寂しくもあり、心地よくもあった。
すばらしい才能を、もったいなく思う。
カレを送り出すトキ、
カレの母親の言葉。
我が子を愛する気持ちが、
彼女の言葉で語られ、その言葉の最期を、
カレの書いた詞で締めくくった。
27年という、早すぎる生涯を閉じたカレを、
霧が晴れた青空の下、送り出した。