天国ってドコ?

突然すぎて、なんて言っていいかわからない。
どーして?
なんで?
そんなコトばっかり頭ン中グルグルしてる。
人生の三分の二を共に過ごして来たと言っても言い過ぎではない。
私の、青春だった。
突然の解散発表を聞いて、友達と電話で泣きいたあのトキの記憶がよみがえる。
あのトキと同じくらい、何もする気になれない。
ただただ、友達とメールで訃報を悲しみ泣くだけ。
思い出すと、いつも笑ってるアナタの顔しか浮かばない。
少し照れたような、はにかんだ笑顔。
3月のアブラのツアー。
幸運にも、チケをゲットでき、久しぶりに見た元気な姿。
心に響くドラム。
忘れられない。
信じられないよ。
嘘だと言ってよ。
また、笑って笑顔見せてよ。
たどたどしい日本語で、みんなを笑わせてよ。
へたくそなダンスで、みんなを幸せにさせてよ。

アナタの死を悲しむように、雷と雨が降り続いてるよ。
私の、涙も溢れ続けてるよ。
ゴメンね。
もぅ少し待って。
笑顔で、ありがとう。おかれさまって言えるには、
もぅ少し、時間がかかる。
心に開いた穴は、大きすぎて、すべてを受け止められない。
元気だった、アナタの姿を、もう一度見る事も、
音として感じる事も、まだできそうにない。
ゴメンね。

ちゃんと、天国にたどり着けそう?
迷ってない?
兄、心配してたよ。
でも、おとうさんがいてるから、大丈夫よね?
久しぶりに、親子でいっぱい話ししてね。
そして、私たちがそっちに行くまでに、
ダンスのレッスンしててね。
でも、あまりうまくならないで欲しいかな…
その方が、クロベエらしいもん。
超特大のライブ会場キープして、待ってて。
そっちに行ったら、一番にドラム聞かせて。
楽しみにしてるから。